この夏に1日でまわりたい房総フォトジェニックスポット

2018年夏。

梅雨明けが早く、例年になく早い夏になりました。ならば青空の下、フォトジェニックスポットを巡りたいものです。
そこで、房総をグルっとまわるフォトジェニックスポットを紹介します。
無理なくまわりたい方は、お好みの場所をピックアップ!ドライブが好きな方はぜひ全行程にチャレンジを!

絶壁からのぞく絶景 小浦海岸(map1)

御宿町にある小浦海岸は、絶壁とエメラルドグリーンの海を眺望できる小さな海岸。ここに絶景スポットがあると聞き、旅のはじまりは御宿に決定! 遠足、いえ、冒険に行ってきました。

朝早く出発し、九十九里有料道路を下りたのは9時頃。そのまま左手に海を見ながら県道30号から国道128号をひた走り、「小池」交差点を左折。道なりに進むと、公益財団法人海洋生物環境研究所が見えてきます。そのすぐ隣に「ドン・ロドリゴ上陸地専用駐車場」があり、そこに車を停めました。

ドン・ロドリゴ上陸地とは、1609年にフィリピン総監ドン・ロドリゴを乗せたサンフランシスコ号が、台風のため座礁した岩和田海岸のこと。岩和田村民により救出・保護したとされています。

まだ10時前でしたが、海岸で釣りを楽しむ方の車が何台か停まっていました。駐車場から坂を少し上ると、「小浦海岸コース」と書かれた標識があります。さぁ、ここからが冒険の始まり!

大自然の中を進む冒険!

一歩入れば、樹々の間に伸びる道だけが見えて、自然そのもの。一本道なので迷うことはなく、ただただ歩みを進めます。しばらくすると見えてくるのが、素掘りのトンネル。写真だと短く見えますが、中ほどまで進むと真っ暗ですから、みんなで携帯のライトで足元を照らしましょう。

トンネルを抜けて、また先へ。取材時はウグイスの鳴き声が、海への道を先導してくれました。少し開けたところにまた標識があり、細い石の階段を下りれば海岸です。

迫力満点の絶壁と砂浜、そして青い海のコントラストは撮影におすすめです!

 

さらに秘境への冒険へ!

さて、冒険はまだ続きます。
先ほど下りてきたところまで戻り、先を見るとそこは草むら。でもよく見ると…けもの道があるのです! 写真の真ん中あたりです。

生い茂った草をかき分けながら、先を信じて進むこの場所は、まさに秘境への冒険。急に視界が開け、ほこらのような、穴のあいた岩にたどり着きました。

穴は正面と右に2つがあります。正面のほうを覗いてみてください。砂浜と海の向こうに、さきほど眺めた岩が見えます。ここが今回の撮影スポット!
あいにく取材時は青空が薄雲に覆われて絶景とはいきませんでしたが、夏の青い空の日に訪れれば、「千葉県夏の観光キャンペーンポスター」のような写真が撮れるはず! ぜひトライしてみてくださいね。

おすすめポイント

快晴の日に、青空とエメラルドグリーンの海を撮影するのがおすすめ!
けもの道を歩くので、サンダルではなくスニーカーで! 草が肌に触れるのが気になる方は、長袖を羽織るといいでしょう。また雨上がりは道がぬかるんで足元が悪いので、十分に注意してください。
小浦海岸はプライベイトビーチを思わせるキレイな海岸ですが、携帯の電波は圏外で、遊泳禁止です。お子さんには保護者の方がついていってあげてくださいね。

小浦海岸
所在地:夷隅郡御宿町岩和田

ドン・ロドリゴ上陸地専用駐車場
駐車料金:無料
開場時間:8:00~17:00

館山方面へ約2時間 青い海に伸びる木製の原岡桟橋へ(map2)

地元の方が犬の散歩や散策で訪れるのんびりとした原岡海岸。空気が澄んで晴れた日には、富士山も眺めることもできます。青い海へと伸びる原岡桟橋(岡本桟橋)は、ドラマやCMの舞台にもなり、ここ数年は最高のフォトジェニックスポットとして人気を博しています。

小浦海岸からは2時間ほどのドライブになります。ひたすら走る国道128号沿いに、軽食やトイレ休憩をとるポイントがたくさんあります。地魚のお寿司や、房州海老と呼ばれるイセエビ、和田浦名産のくじら料理など、看板がいくつも見えますよ。道の駅もありますから、休憩を兼ねて寄り道したり、房総グルメを楽しんだりしてくださいね。

寄り道スポットギャラリー

国道127号から原岡海岸へ 目の前に広がるパノラマ!

「原岡海岸」の看板を頼りに、民家の間の細い道を進むと、目の前に桟橋が見えてきます。駐車場の小さな看板も見逃さないでくださいね。
白浜の向こうで海に浮かぶ桟橋。目の前に広がる光景が気持ちいい!

誰もいない桟橋を撮るために、タイミングをはかって待っている方がいることもあります。みなさん協力して、安全に順番に撮影してくださいね。

「富士見の丘」の看板が立っていることでわかるように、富士山が見える日には、一層の絶景となります。桟橋のほぼ正面に見える富士山が見えたらラッキー! 時間によってさまざまな色に染まるので、何度も訪れたくなります。

原岡桟橋ギャラリー

おすすめポイント!

真っ青な海に伸びる木の桟橋は、写真好きなら一度は訪れてみたいフォトジェニックスポット。先のほうはコンクリートなので、木の桟橋を撮影したい場合は手前から、広がる海に突き出す壮大なイメージを撮影したい場合は先端から撮影するのがおすすめ。夕景もとてもステキです。
国道127号沿いに「原岡海岸」の看板がいくつかありますので、目印になります。数台停められる駐車場もありますが、細い道を通ることになりますので、速度を落として十分に気を付けて運転してくださいね。

ここから北上! 浜金谷のPizza GONZOへ!(map3)

原岡桟橋をあとにし、北へ北へと国道127号を走りましょう。鋸山を通り過ぎたら、「漁師めし はまべ」を目印に斜め右の細い道へ、老舗のかぢや旅館を通り過ぎて「石の舎」の看板と、石窯が目印です。

地元の食材を使い、房州石の窯で焼くピザ

もともと観光協会だった建物に同居する形で開店したショップは、店長が自ら内装を手掛け、小物遣いがユニーク。契約農家や直売で仕入れた野菜や魚介を使った地産地消のお料理が楽しめます。ゆったりした店内で、素材を最大限に活かすこだわりがギュッと詰まった美味しさを味わってください。
マルゲリータのようなスタンダードなピザもありますが、せっかくなら一風変わった名前のオリジナルピザもいいですね。

ピザを焼く窯は、鋸山から切り出された房州石を使い、すべて店長の手作り。お店の目印になった石窯は、厨房につながっていたのですね!

今回は、「イセエビやアワビを食べているから美味しい!」というタコを使った「ハマカナ―ヤ」(月替わりPizzaメニュー名は浜金谷駅に由来)と、生ハムのサラダをいただきました!

Pizza GONZO

http://pizzagonzo.jp/kanaya.php
千葉県富津市金谷3869-2
090-1439-5030
11:00~15:30 (L.O. 15:00)
毎週水曜定休
※2号店は、廃校となった保田小学校を再利用した「都市交流施設・道の駅 保田小学校」の「Pizzeria Da Pe GONZO」。

おすすめポイント!

生ハムがふんだんに乗っていて立体的、写真映えする一品は“ビアンカ”。どのメニューもトッピングがギッシリなので、真上から一部構図からはみ出すくらいに寄って、迫力ある一枚にするのがおすすめ!
「ピザは焼けてから5分が命!」とは店長の言葉。撮影はサクッと済ませて、美味しくいただきましょう。月ごとに変わるピザがありますので、店内の黒板をご覧ください。そしてそのネーミングの妙をぜひ楽しんでくださいね。

木更津市へ! 電柱が海に並ぶ名所 江川海岸(map4)

美味しいお料理の後は、日暮れの江川海岸を見に行きましょう。約2時間の道のりは、高速道路の館山道を使えば時間短縮に。
今回は夕景を目指しますので、もしまだ日没まで時間がたっぷりある場合は、寄り道しながら向かうのもいいですね。

寄り道スポットギャラリー

満潮時がおすすめ 夕景、そして工場夜景も 江川海岸

夏は潮干狩りでにぎわう江川海岸へは、国道127号沿いの大きな看板を目印にしてください。「日本のウユニ塩湖」、あるいは『千と千尋の神隠し』のようだと話題になり、撮影者が後を絶たない人気スポットです。

日が暮れる前のマジックアワー、そして空が赤く染まる夕景、やがて遠くに工場夜景が望めます。

潮干狩り場の方向に沈む夕陽を追いかけて、さざ波が美しい海を撮影してみました。

江川海岸から、アクアラインや館山道へはすぐ。
日没までじっくりと撮影を楽しんでも、高速道路が近いので帰路のアクセスが良好です。

江川海岸ギャラリー

江川海岸
千葉県木更津市江川576-6

おすすめポイント!

夕景にこだわらないなら、満潮時間を調べて撮影の計画を立てるのがおすすめ! 海から空へと電柱が伸び、風がなければ水面に反射する絶景が撮影できるチャンスです。
電柱の近くに立ち入ることはできませんので、柵の外でベストポジションを探してくださいね。