応募作品「旧吉田家住宅は、苗字帯刀を許された士分格の家柄・豪農・商家といった3つの側面をもった大型民家の屋敷構えが特徴的で、...」

ポチさんの投稿

掲載日：2024/11/15

旧吉田家住宅は、苗字帯刀を許された士分格の家柄・豪農・商家といった3つの側面をもった大型民家の屋敷構えが特徴的で、当地方の農家における住宅形式の到達点として高い価値を有しています。
茅葺屋根の主屋は木造平屋建で、嘉永７年（１８５４）竣工。およそ２０mにもおよぶ構えの巨大な茅葺き民家。右手に式台を設けた武家風の玄関、真ん中に突出した帳場座敷、左にドマ。３つの異なる役割を果たすスペースが融合した屋敷構えになっています。
平成２２年１２月に主屋を含む計８棟が国指定重要文化財に指定され、平成２４年９月には庭園及び屋敷林などが旧吉田氏庭園として国登録記念物（名勝）に登録されました。